[U18関西]竹田葵が右サイドから攻撃を加速 セレッソが神戸弘陵に4-0で勝利

ゴールを決めた牧之瀬歩(10番)に駆け寄る竹田葵(5番)。

2026年10月10日
U-18女子サッカーリーグ2026関西 1部
神戸弘陵 0-4 セレッソ
(45分ハーフ)
得点:[セレッソ]中村心乃葉(13分)、牧之瀬歩(44分)、岡田真帆(63分)、飯田雫瑠(71分)

U-18女子サッカーリーグ関西1部は10月10日、J-GREEN堺で神戸弘陵とセレッソが対戦。セレッソが4-0で勝利した。

セレッソは前半13分に中村心乃葉が先制し、前半44分には牧之瀬歩が直接FKで追加点。後半も岡田真帆、飯田雫瑠がゴールを奪った。

右サイドバックの竹田葵がドリブルで持ち上がり、セレッソの攻撃を加速させた。

敗れた神戸弘陵も高い位置からのプレスを最後まで続け、ボールを奪った場面では速攻でゴールに迫った。

竹田葵の推進力で、セレッソが右から加速

右サイドバックから積極的に攻撃参加し、セレッソの攻撃を加速させた竹田葵。

セレッソは左センターバックの寺田莉紗、ボランチの金井咲良と西村絵衣瑠を起点に、後方からパスをつないで攻撃を組み立てた。

右サイドバックの竹田葵がドリブルで前へ運び、攻撃のスピードを一気に上げる。前半5分には西村からのパスを受けて加速し、前方の牧之瀬歩へ預けると、そのままサイドを駆け上がった。

パスを出して終わりにせず再び動き出し、何度も右サイドの攻撃に絡んでいる。

センターフォワードの田村胡桃が中央から右のスペースへ流れ、縦パスを引き出す形も目立った。竹田は自ら運ぶだけでなく、味方の動きも積極的に生かした。

トップ下の中村心乃葉は、中央でパスを引き出して組み立てに関わり、ゴール前にも積極的に走り込んだ。先制点はその中村から生まれる。

前半13分、センターバックの岡田真帆がパスを出すと、神戸弘陵のDF2人が前に出る。ボールはその横をすり抜け、中村が相手と入れ替わるように背後へ飛び出した。

中村はGK新見楓華との1対1を迎え、右足で流し込んだ。

神戸弘陵は西川杏奈を起点に反撃

前線でボールを収め、神戸弘陵の攻撃の起点となった西川杏奈(中央)。

神戸弘陵は3-4-3の布陣で高いラインを保ち、前線からセレッソのビルドアップにプレスをかけた。

ただ、ボールを奪ってもセレッソの守備への切り替えが早く、前へ運べない場面も少なくなかった。

それでも、センターフォワードの西川杏奈が前線で収め、右ウイングの上村夢を使う形からチャンスを生む。

前半20分、西川がキープして運び、タイミングを見て上村へパス。上村のドリブルからの折り返しに左ウイングの永井陽莉がニアへ飛び込み、ダイレクトで合わせた。

3トップが右サイドで連係して作った決定機だったが、セレッソのGK関口明日香が触ってCKに逃れた。

前半33分には、セレッソの選手がボール処理に戸惑ったところへ西川が寄せて奪取。そのままドリブルでペナルティーエリアへ入り、左足で振り抜いたが、GK関口がキャッチした。

直接FKで突き放し、後半はCKとPKで加点

前半44分、セレッソは中村が中央でファウルを受けてFKを獲得する。牧之瀬が左足で直接狙ったボールはGK新見の頭上を越えてゴールへ。セレッソが2点をリードして折り返した。

後半もボールを保持するのはセレッソだったが、神戸弘陵もラインを上げてプレスを継続した。

後半10分、竹田のパスで右から突破した田村がペナルティーエリアへ切り込むと、センターバックの早瀬由萌が体を張ったスライディングで蹴り出す。

後半18分、セレッソはハーフタイムから入った林優明が左サイドでボールを運ぶ。

その動きに呼応した田村がスペースに走り込むが、神戸弘陵は右ウイングバックの平井心が林のドリブルを遅らせ、早いタイミングでパスを出させない。

その間に中央の守備陣も戻り、林のパスを受けた牧之瀬のシュートをブロックした。

しかし、この攻撃で得たCKをセレッソが生かす。林のキックからゴール前の競り合いでこぼれたボールを、岡田が右足で蹴り込んで3点目。

後半26分には、左の林から受けた中村がペナルティーエリアへ入り、相手を振り切ってゴール前へパスを送った。走り込んだ飯田雫瑠が倒されてPKを獲得し、自ら決めて4点差とした。

4点差でも続けた神戸弘陵のプレス

4点を追う展開になっても、神戸弘陵は前線からのプレスをやめなかった。飲水タイム明けには相手陣の高い位置まで圧力をかけ、セカンドボールを拾って攻め込む。

後半42分には途中出場の安原莉愛が中央でインターセプト。永井のカットインからこぼれたボールを安原が右足ダイレクトで狙ったが、枠の上へ外れた。

後半45+2分にはGK関口まで寄せ、ボールを受けた岡田にも永井がプレス。

セレッソも竹田が終盤まで右サイドを駆け上がり、攻撃への積極性を保った。

後方からの組み立てと右サイドの攻撃で主導権を握り、セットプレーでも得点を重ねたセレッソ。神戸弘陵も最後まで前線からプレスを続け、反撃の姿勢を貫いた。