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[U18関西]ボランチ2人で6得点の京都橘が大勝 福知山淑徳も連動した守備から攻撃へつなぐ

ダブルボランチの一角として3得点を挙げた京都橘・⑭棚橋奏。

試合結果

2026年9月27日
U-18女子サッカーリーグ2026関西 3部
京都橘 9-0 福知山淑徳

(35分ハーフ)
得点:[京都橘]棚橋奏(2分、15分、43分)、木村和奏(4分、10分、27分)、植田瑚子(14分)、辻本奏(23分)、明知果歩(29分)

U-18女子サッカーリーグ関西3部は9月27日、京都聖母学院グラウンドで福知山淑徳と京都橘が対戦。京都橘が9-0で勝利した。8人で試合に臨んだ福知山淑徳に対し、京都橘は前半2分に先制。10分までに3点を奪うなど、前半だけで8得点を重ねた。ダブルボランチを組む棚橋奏と木村和奏が、そろってハットトリックを達成した。

ダブルボランチがそろってハットトリック、京都橘が9得点

数的優位に立つ京都橘は、ボールを保持しながらゆっくりと攻めた。中でも目立ったのが、ダブルボランチの2人である。棚橋と木村は中盤でゲームを組み立てるだけでなく、自らもゴール前へ入っていった。

前半2分、混戦から抜け出した棚橋がシュートに持ち込み先制。4分には、DFからパスを受けた木村がドリブルでペナルティエリアへ侵入し、右足で追加点を挙げる。10分は棚橋のパスを受けた木村がエリア左へ運び、左足で丁寧にゴール右へ流し込んだ。立ち上がりの3得点は、すべてボランチの2人によるものだった。

その後も2人はゴールを狙い続ける。棚橋は15分、FW今道安音のパスに走り込み、エリアのすぐ外から右足ダイレクトで2点目。木村は23分にドリブルからスルーパスを通してMF辻本奏の得点を演出し、27分にはカットインから左足で決めてハットトリックを達成した。

右サイドバックの明知果歩も、立ち上がりから攻撃参加を繰り返した。14分には中央へ浮き球を入れてFW植田瑚子の得点につなげている。29分には目の前にこぼれたボールを自ら運び、右足で8点目を決めた。

棚橋はシュート8本でチーム最多。木村も前半だけで4本を放った。2人で計12本のシュートを打ち、6得点を挙げている。

8人で戦う福知山淑徳、守備から攻撃へのつながりも見せる

8人で戦う中、前線での守備やドリブルで奮闘した福知山淑徳・⑨中南柑那。

福知山淑徳はフィールドプレーヤー7人で、4-1-2のような配置を取った。前に味方が少なく、1人で局面を打開できなければボールを後ろへ戻すしかない。戻したところを京都橘に囲まれ、苦しい時間が続いた。

それでも、奪ったボールを前へ運ぼうとする場面はあった。前半12分、右サイドで前線のMF中南柑那が相手に寄せてボールを奪う。MF今聖那のパスは相手に渡ったが、左サイドでこぼれ球をMF西浦花隠が拾い直した。つなぎ直したボールを最後は右サイドバックの山崎琉愛が受け、ドリブルで前進。相手に寄せられながらも粘り強くキープしている。

中盤で攻撃の起点になったのは、ワンボランチの今だ。DFラインからのボールを中盤で受けて収め、自ら運んだり、両サイドの中南や西浦へ配球したりした。前半32分には、相手のチェックを受けながら右サイドへ展開している。

京都橘は後半から出場した本間莉佳子や大伴莉子が攻撃に絡む。8分、ボランチの位置に入った本間が相手をかわしてドリブルで運び、右サイド深くへパス。走り込んだ右サイドバックの大伴が折り返し、ニアポスト付近で受けた棚橋が、GKを背負いながら回り込んでゴールへ流し込んだ。棚橋にとって、この日3点目のゴールである。

福知山淑徳のチーム初シュートは、後半10分に生まれた。中央で今と西浦が寄せ、今がボールを奪う。中南がダイレクトで右のスペースへ送り、走り込んだ西浦の横パスを今がシュート。力のないシュートはGKにキャッチされた。それでも、2人で奪い、3人でつないでシュートまで持ち込んだ場面だった。

西浦は守備でも走った。攻撃の選手ながら相手サイドバックに継続してついていく。後半23分には自陣ゴール前まで戻り、大伴のシュートをブロックした。

押し込まれれば8人全員で守り、ボールを奪えば今、西浦、中南が一気に前へ走る。福知山淑徳は、数的不利の中でも攻守に奮闘した。