
2026年9月23日
U-18女子サッカーリーグ2026関西 1部
大商学園 3-0 神戸弘陵
(45分ハーフ)
得点:[大商学園]村上愛奈(33分)、村上愛奈(59分)、上村真生子(82分)
U-18女子サッカーリーグ関西1部は9月23日、OFA万博フットボールセンターで大商学園と神戸弘陵学園が対戦。大商学園が3-0で勝利した。ボールを保持して攻める大商学園に対し、神戸弘陵はコンパクトな守備で前半途中まで決定機を作らせない。
それでも大商学園はサイドを使いながら徐々にゴールへ迫り、前半33分に村上愛奈のヘディングで先制。後半開始直後には神戸弘陵の決定機をGK東愛結が防ぐと、後半14分に村上が2点目を挙げる。終盤には途中出場の上村真生子が3点目を加えた。敗れた神戸弘陵も、GK清水朱音が好セーブを重ねて何度も追加点を防いだ。
粘る守備をこじ開けた村上愛奈の先制弾
GKも含めて丁寧にビルドアップする大商学園に対し、神戸弘陵はコンパクトな陣形で守り、センターフォワードの押川智花がGKまで寄せていく場面もあった。
大商学園の攻撃では、左サイドから中央へ入り、周囲との連係からチャンスを作る濱崎美涼と、フォワードの古澤聖菜が存在感を示す。古澤は背後への抜け出し、ドリブル突破、シュートを繰り返した。その古澤に何度も立ちはだかったのが、神戸弘陵の早瀬由萌だ。ロングボールに反応してクリアし、右サイドの突破にも外へ出て対応して、CKに逃れる。神戸弘陵はボールを奪った後に攻撃の形を作れなかったが、守備では集中を切らさなかった。
それでも大商学園は、オーバーラップする左SB服部真湖も加えて神戸弘陵を押し込んでいく。服部がゴールライン際をドリブルで突破して白井心のシュートにつなげ、濱崎のクロスもゴール前へ入った。迎えた前半33分、ペナルティエリア左で白井が落としたボールを服部がクロス。ファーポスト付近で相手の背後から入った村上がヘディングで合わせ、均衡を破った。
後半開始直後の決定機と村上愛奈の2点目
神戸弘陵は後半から押川に代えて八原桃を投入する。その直後、神戸弘陵にこの試合最大の決定機が訪れた。西川杏奈が浮き球で背後のスペースへ送ったパスに八原が走り込み、ドリブルでペナルティエリアへ侵入。左へ持ち替えて相手のチェックをかわし、シュートまで持ち込む。しかし、飛び出した大商学園のGK東が体に当ててボールを止め、そのままキャッチした。公式記録に残る神戸弘陵のシュートはこの1本のみ。同点に追いつく大きなチャンスだった。
ピンチをしのいだ大商学園は、再び攻勢を強める。右サイドからカットインした村上のパスを中央へ顔を出した濱崎が受け、エリア内へ侵入してGK清水と1対1になった場面は、清水が弾いた。それでも後半14分、こぼれ球を拾った濱崎から攻撃が始まる。吉良凛、白井とつなぎ、白井が左サイドの濱崎へ。濱崎が折り返したグラウンダーのクロスに、ニア付近へ入ってきた村上が左足で合わせた。1点目はファーでのヘディング、2点目はニアでの左足と、村上は異なる形で2得点を挙げている。
同点の好機を逃した神戸弘陵と、その後に追加点を奪った大商学園。この時間帯が、試合の一つの分岐点となった。
上村真生子の3点目と清水朱音の好セーブ

大商学園は後半11分、古澤に代えて上村を送り出していた。上村が入った後、大商学園は立て続けに決定機を作る。後半20分、白井からのパスを左寄りの位置で受けた上村は、相手をかわして左足でシュート。清水がブロックし、こぼれ球を拾った上村が右足で再び狙ったが、清水がまたしても弾いた。直後にも、村上、白井とつないだボールを受けた上村がフリーでエリア内へ侵入し、清水と1対1に。ここも清水が防ぎ、ピンチを免れた。
神戸弘陵も右サイドから何度かアーリークロスを入れ、反撃に出る。大商学園は相手が攻めるサイドへ守備を寄せて対応。中央では佐竹結愛がクロスを跳ね返した。
大商学園は後半31分に花田ここなを投入。終盤は花田も攻撃に絡む。カウンターから花田が折り返し、逆サイドに上がってきた右SB西村日花がフリーで合わせた場面は、ヘディングが枠を捉えられなかった。そして後半37分、ボールを持った上村を花田が追い越してパスを受け、エリア内からシュート。清水が弾いたこぼれ球を花田が拾って上村へつなぎ、上村が左足の浮き球のシュートを決めた。ダメ押しの3点目が生まれ、そのまま大商学園が3-0で勝利した。