[インターハイ]2回戦|MF畠山結佳が叩き込んだ先制パンチ!聖カピタニオ、常葉大橘と互角以上の勝負

2025年7月31日
令和7年度 全国高等学校総合体育大会 2回戦
常葉大橘 1(2PK4)1 聖カピタニオ
得点:[常葉大橘]松永紗依(26分)、[聖カピ]畠山結佳(2分)

令和7年度 全国高等学校総合体育大会は7月31日、巨大地震に伴う津波警報で延期となっていた2回戦の4試合が行われた。聖カピタニオ女子(東海②/愛知)は、⽇鋼室蘭スポーツパーク(⼊江運動公園陸上競技場)で常葉大橘(東海①/静岡)と対戦。1-1で突入したPK戦の末に敗れた。

「歴史を変えよう|」。キャプテンのFW小澤しいな(3年)は、試合前の円陣で仲間たちに力強く呼びかけた。静岡県勢からの勝利、そしてチーム史上初のベスト4進出。そんな想いを胸に挑んだ一戦で、聖カピタニオはいきなり先制パンチを喰らわせた。

試合開始2分、右サイドからのクロスにMF加藤英麻(3年)、MF筒莉乃杏(2年)が立て続けにシュートを放つ。相手DFにはじかれたものの、こぼれ球にいち早く反応したのがMF畠山結佳(3年)。右足で思い切り蹴り込み、ゴールネットを揺らした。こ

このゴールは、試合の入りでつかんだ好機を逃さず決めきったもの。後方から果敢にペナルティーエリアに飛び出すアグレッシブな姿勢が、先制点を呼び込んだ。

その後は26分に同点に追いつかれ、PK戦の末に敗戦。それでも、東海大会では0-2で敗れていた常葉大橘を相手に先制。追いつかれてからも集中を切らさず、組織的な守備で相手のビルドアップを封じた。チームが目指すサッカーを、70分間しっかりとピッチで表現した。

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